伝統にふれる夏、知って楽しい邦楽の多彩な魅力
江戸、そして現代へと向かう東京の趣を伝える江戸東京博物館で、日本の伝統音楽“邦楽”を聴いて、弾いて、その魅力にふれる2日間です。
<邦楽解体新書>於:ホール
この公演では「歌舞伎尽くし」(20日)、「三味線・箏尽くし」(21日)と題し、それぞれ“歌舞伎”、“三味線と箏”を切り口に、名曲をお聴きいただくほか、体験コーナーや楽器製作、演奏方法の紹介など、様々な角度から邦楽の魅力にふれていただきます。
<邦楽ミニライブ>於:常設展内
常設展内の“中村座”前では、お話とともに演奏が気軽にお楽しみいただけます。そのほか、江戸時代にタイムスリップしたような新内節と尺八の演奏家が練り歩きます。(要:常設展観覧券)
楽器製作実演コーナー |
三味線・箏体験コーナー |
開催日程
平成23年8月20日(土)、21日(日)
プログラム
◎ホール
<邦楽解体新書>
20日(土) 14:30開演「歌舞伎尽くし」
【第一部】 | 歌舞伎音楽のヒミツ | |
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【第二部】 | 名曲あらかると | |
芝居小唄「お染」(お染久松)ほか 唄:春日とよ喜ぬ、三味線:春日豊芝洲 ほか 義太夫節「仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段」より 浄瑠璃:竹本越孝、三味線:鶴澤三寿々 ほか 河東節「助六由縁江戸桜」 浄瑠璃:十寸見東治、三味線:山彦良波 ほか |
21日(日) 14:30開演「三味線・箏尽くし」 協力:東京邦楽器商工業協同組合
【第一部】 | 三味線・箏 大解剖! |
三味線、箏の製作過程や、実演を交えて演奏方法を紹介します。 | |
【第二部】 | 名曲あらかると |
箏曲 「瀬音」ほか 箏:岡村慎太郎 ほか 二十五絃箏 「潮風に吹かれて」ほか 二十五絃箏:小宮瑞代 義太夫三味線「関取千両幟」より<櫓太鼓曲弾き> 三味線:鶴澤三寿々 ほか 長唄「吉原雀」 唄:芳村金四郎、三味線:今藤長龍郎 ほか | |
★三味線・箏体験コーナー | |
●午前12時〜午後1時30分
※どなたでも体験できます。 ※楽器製作実演コーナーもあります。 ●午後2時〜2時30分 ※公演のチケットをお持ちの方のみ。 |
<邦楽ミニライブ>
トークと演奏とで邦楽に気軽にふれていただくミニライブ。
20日(土) | 11:00〜11:30 | 新内節:岡本宮之助、鶴賀代寿郎 ほか |
14:00〜14:30 | 囃子:藤舎呂凰ほか | |
15:30〜16:00 | 端唄:本條秀五郎ほか ※江戸ストリートパフォーマンス、新内節の流しあり。 | |
21日(日) | 11:00〜11:30 | 津軽三味線:白田路明 |
14:00〜14:30 | 長唄:杵屋勝十朗ほか | |
15:30〜16:00 | 胡弓:川瀬露秋 ※江戸ストリートパフォーマンス、尺八の流しあり。 |
チケット料金
ホールでの公演:全席指定/一般:2,500円、こども・学生:1,500円
ホールでの公演チケットは常設展観覧券の特典つき。
常設展内中村座前での邦楽ミニライブについては常設展の入場券が必要です。
常設展観覧券 受け取り方法
● | 1Fホール内受付にてチケットをご提示いただき、チケット1枚につき観覧券1枚をお渡しします。 |
● | 公演期間(8月20日〜21日)の江戸東京博物館開館時間内のみ引換え可能です。 |
● | 公演期間中は、ご購入いただいたチケットの公演日に関わらず、観覧券受け取りが可能です。 |
● | 開演前でも観覧券を受け取り、展示をご覧いただけます。 |
● | 江戸東京博物館チケット売り場、その他の窓口での観覧券の受け取りは行っておりませんのでご注意ください。 |
● | 常設展観覧券には有効期限はございません。公演日以外でも展示をご覧いただけますので、是非ご利用下さい。 |
会場
江戸東京博物館 【ホール及び常設展内】
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
●JR総武線「両国」西口から徒歩3分
●都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」A4出口から徒歩1分
協力
松竹株式会社
特別協力
江戸東京博物館