「東京発・伝統WA感動」とは
開催趣旨
日本には能楽、狂言、文楽、歌舞伎や邦楽など世界に誇るべき数多くの伝統文化・伝統芸能が今も存在します。これらの伝統文化は、日本人が自然と向き合い、自然と共に生き、人の和を大切にしながら長い間にわたって育んできました。伝統文化に息づく「和の心」「日本人の心」を未来に継承していく事は、後の世代に対する我々の努めである一方で、現代の日本では、子ども達が伝統文化に触れられる機会が失われつつあります。伝統文化の継承は、私たち日本人の根底にある「自然との付き合い方」や「人の和」といった感性自体を次世代に引き継ぐことにも繋がると考えます。
今回、「東京文化発信プロジェクト」の活動の一つとして「東京発・伝統WA感動」と題し、邦楽コンサート「東都の秋 月を奏でる」を中心として、子ども達を対象にした邦楽入門コンサート「感動体験・日本の音!−声と楽器によるー」や日本舞踊「東都八景四季賑」等を行う事となりました。「東都の秋 月を奏でる」では、現代日本を代表する作曲家の千住明氏がオーケストラを率い、邦楽器とコラボレーションを展開、日本音楽の過去と現在、そして未来を見据えます。
現代の都市に人々が求めるものは、便利さだけでなく、文化の豊かさや環境です。そういう価値や魅力を持つことにより、未来に向けて都市が発展します。「東京発・伝統WA感動」は、日本の伝統文化を子供たちに継承し、世界の人々にも東京の持つ文化の魅力を十分に理解していただけるよう「芸術文化創造都市」東京を国内外に広く発信していきます。
< 東京文化発信プロジェクトとは >
東京文化発信プロジェクトは、東京ならではの芸術文化の創造・発信と、芸術文化を通じた子供たちの育成を目的として、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体、アートNPO等と協力して実施しているプロジェクトです。
演劇、音楽、伝統芸能、美術など様々な分野のイベント、まちなかで市民とアーティストが協働するアートプログラム、子供向けの体験型プログラムなどの事業を展開しています。
東京文化発信プロジェクトに参加し、東京の文化を体験・創造してみませんか。
東京文化発信プロジェクトは、東京ならではの芸術文化の創造・発信と、芸術文化を通じた子供たちの育成を目的として、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体、アートNPO等と協力して実施しているプロジェクトです。
演劇、音楽、伝統芸能、美術など様々な分野のイベント、まちなかで市民とアーティストが協働するアートプログラム、子供向けの体験型プログラムなどの事業を展開しています。
東京文化発信プロジェクトに参加し、東京の文化を体験・創造してみませんか。
開催概要
- 名称
- 東京発・伝統WA感動
- 会期
- 平成21年8月28日(金)〜11月21日(土)
- プログラム
- 様々なジャンルの伝統芸能を広く取り上げ、
一流の伝統芸能を公演するフェスティバルを開催。
- 邦楽コンサート「東都の秋 月を奏でる」
平成21年10月1日(木) 東京芸術劇場 大ホール - 邦楽入門コンサート「感動体験・日本の音!―声と楽器による―」
平成21年8月28日(金)〜30日(日) 東京芸術劇場 小ホール2 - 日本舞踊「東都八景四季賑(あずまはっけいしきのにぎわい)」
平成21年9月19日(土) 国立劇場大劇場
<特別イベント> ‐親子でふれあう日本舞踊‐
平成21年9月19日(土) 国立劇場大劇場 - 民俗芸能「東京・江戸の賑わい」
平成21年11月21日(土) 国立劇場小劇場 - 落語「大江戸寄席」
平成21年9月22日(火・祝) 有楽町朝日ホール - 落語「道具仕立て芝居ばなし」
平成21年10月11日(日) 江戸東京博物館ホール
- 邦楽コンサート「東都の秋 月を奏でる」
- 主催
- 東京都、東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)、
東京発・伝統WA感動実行委員会
※東京発・伝統WA感動実行委員会構成団体
独立行政法人日本芸術文化振興会、朝日新聞社、NHKエンタープライズ