日本舞踊   「東都八景四季賑」あずまはっけいしきのにぎわい
情緒あふれる江戸の四季を紙芝居のような新演出で!日本舞踊の新たな魅力に出会えます。
江戸時代からの長い歴史の中で洗練されてきた振り、華やかな衣裳、舞台いっぱいに広がる大道具、唄や三味線の粋な響き・・・
日本舞踊にはひと言では語り尽くせない魅力があふれています。
〈東都八景四季賑〉は、そのタイトル通り、江戸の名所の四季折々の情景を描いた八つの名作を、新たな演出によりあたかも一つの紙芝居のように展開していく、粋で華やかな舞台。
《春》は、猿若町市村座「七福神」で幕開きを祝い、桜満開の飛鳥山を背景にした陽気で快活な「丁稚」。
《夏》は、浅草名物の祭礼に当て込んだ「三社祭」といなせな江戸っ子商人を描く「水売」。
《秋》は、江戸の天下祭「神田祭」と年中行事の一つ「俄獅子」。
《冬》は降りしきる雪が印象的な「櫓のお七」。
そしてにぎやかに明るく初春を寿ぐ「乗合船」。
次々と繰り広げられる江戸のさまざまな情景を、講談師の神田紅が楽しくナビゲートしていきます。
日本舞踊の新たな魅力が花開く注目の舞台。出演者には、西川扇藏、花柳寿南海の両人間国宝のほか、円熟の境地にあるベテラン、働き盛りの中堅、そして期待の若手まで、名手が勢揃いします。
この秋、「東京発・伝統WA感動」と国立劇場とのタッグにより放たれる話題の日本舞踊公演をお見逃しなく!
日本舞踊「東都八景四季賑」 国立劇場舞踏公演
国立劇場舞踏公演
日本舞踊「東都八景四季賑」 西川扇藏
西川扇藏
日本舞踊「東都八景四季賑」 花柳寿南海
花柳寿南海

[演目及び出演者]
監修:西川扇藏、花柳寿南海  台本:鈴木英一

1、長唄「七福神」(猿若町・市村座) 季節:春
   西川扇藏、花柳寿南海
2、長唄「丁稚」(王子飛鳥山) 季節:春
   市山松扇(丁稚)
3、清元「三社祭」(浅草) 季節:夏
   花柳典幸(悪玉)、尾上青楓(善玉)
4、常磐津「水売」(深川) 季節:夏
   花柳寿楽(水売り)
5、清元 「神田祭」(神田) 季節:秋
   花柳寿美(手古舞)、藤間蘭黄(鳶頭)
6、長唄「俄獅子」(吉原) 季節:秋
   橘 芳慧(芸者)、花柳翫一(幇間)、若柳里次朗(幇間)
7、義太夫「櫓のお七」(本郷) 季節:冬
   尾上 紫(お七)
8、常磐津「乗合船」(隅田川) 季節:再春
   尾上菊之丞(太夫)、西川箕乃助(才蔵)、藤間洋子(白酒売)、
   橘 芳慧(芸者)、花柳翫一(通人)、若柳里次朗(通人)、
   藤間蘭黄(鳶頭)、花柳寿美(女船頭)

ナビゲーター:神田 紅

長唄   :今藤尚之、今藤政太郎、
清元   :清元志佐雄太夫、清元菊輔
常磐津  :常磐津勘寿太夫、常磐津一寿郎
義太夫  :竹本葵太夫、鶴澤正一郎
囃子   :藤舎呂浩連中 ほか

[開催日時]
平成21年9月19日(土)  13:30開場 14:00開演

[会場]
国立劇場大劇場
住所: 〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1
TEL: 03-3265-7411(代表)
アクセス:   ◇半蔵門線「半蔵門駅」1番出口から徒歩5分
◇有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」2・4番出口から徒歩10分
※駐車場完備


[チケット料金]
チケットの販売は終了しました。

全席指定/ 1等A席:8,000円、こども・学生(大学生以下)5,600円
1等B席:5,000円、こども・学生(大学生以下)3,500円
2等席:3,000円、こども・学生(大学生以下)2,100円
3等席:1,500円、こども・学生(大学生以下)1,100円
※障害者割引あり
※車椅子席は国立劇場チケットセンターでお求めください。

    独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)との共催。
    制作:独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)

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